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Quiet Systems & Protocol Design

人と AI のあいだに、静かなプロトコルを。

Fragment Practice は、高松・瀬戸内を拠点に、人と AI の協働プロトコルとノート・会議・ログの構造を設計する、小さなスタジオです。AI の性能そのものではなく、「ルール・記録・会話の設計」が業務と研究の継続性に与える影響に フォーカスします。

詳細な要件定義や社内稟議の準備が整っていなくても問題ありません。「どの業務で AI の使い方を再設計したいか」「どのリスクや負荷が気になっているか」といった現状レベルから、 ご一緒に整理します。

Fragment Practice は、「プロンプト」ではなく「プロトコル」を扱います。

金融・保険・製造・重工・自動車・小売・運輸などでのセキュリティエンジニア/コンサルタントとしての経験と、 fragment.place / Prism Protocol まわりの研究・プロトタイピングから見えてきたのは、「AI 導入そのもの」よりも、その周辺のルール・記録・コミュニケーション設計が業務の負荷とリスクを左右しているという点でした。

情報と判断が、バラバラに管理されている。

  • メモ・チャット・文書・タスクが別々の場所に散在している。
  • 議事録は増えるが、意思決定や次のアクションに結びつきにくい。
  • AI 活用が個人の工夫に依存し、チームとしての標準がない。

ポリシーと現場の運用が、十分に接続されていない。

  • AI 利用規程・ガイドラインはあるが、日々の会議やメモと紐づいていない。
  • セキュリティ/IT-BCP 部門と現場で、前提や温度感にギャップがある。
  • 一度作ったルールを、AI のアップデートや業務変更に追従させにくい。

Fragment Practice は、これらを「構造(Structure)と言葉(Language)」の課題として扱います。AI の使い方だけを改善するのではなく、AI 設定・ノート・会議・ログ・タスクの関係そのものを Quiet System として再設計し、 業務継続性と説明可能性を高めることを目指します。

どのような立場の方から、どんなタイミングでご相談いただくか。

詳細は Services / FAQ に整理していますが、トップでは代表的な 4 パターンに絞ってご紹介します。

経営者・フリーランス・個人の責任者の方

  • 案件やアイデアが増え、どこから手を付けるか迷っている。
  • AI を触っているが、検索・要約以上の使い方に広がらない。
  • 自分のペースと健康を守りつつ、判断の質を維持したい。

プロダクトチーム・事業部門のリーダーの方

  • 会議・1on1・レビューが増え、論点の重複や抜け漏れが増えている。
  • メンバーごとに AI の使い方がバラバラで、標準フローがない。
  • PoC は進むが、本番運用や責任分界の設計が追いついていない。

情報システム・セキュリティ・BCP / 監査部門の方

  • 全社の AI 利用が進むなかで、部門としての方針が追いついていない。
  • 既存の ISMS や BCP、委託先管理と AI 利用の整合が不安。
  • 「禁止する/許容する」の前に、現状の実態を把握したい。

研究者・ラボ・DX 室・R&D 部門の方

  • 人と AI の協働やプロトコルを、実務の中で検証したい。
  • 実験ログや設定ファイルを「再現可能な単位」で残したい。
  • Applied な論考・ZINE・ケーススタディを共著でまとめたい。

具体的には、こんなテーマを一緒に整理します。

Fragment Practice では、「AI をどう使うか」だけでなく、業務フロー・会議の進め方・ログの残し方・チームや家族のリズムまで含めて整理します。最初からプロジェクト計画が固まっている必要はありません。

個人の方(フリーランス・経営者・研究者・クリエイターなど)

  • 案件管理・見積もり・レポート作成など、具体的な業務フローのどこで AI を使うかを整理したい。
  • Notion / スプレッドシート / カレンダー / メール に散らばったメモとタスクを、一本の「業務ログ」として見える化したい。
  • NDA やセキュリティ要件を踏まえ、「ここまでは AI に渡せる/ここからは渡さない」線引きと個人プロトコルをつくりたい。
  • 週次レビューや執筆・リサーチ時間など、守りたい時間をリズムとして設計したい。

チーム・組織・プロジェクトの方

  • メンバーごとにバラバラになっている AI 利用を、ルール・サンプルプロンプト・禁止事項まで含めて標準化したい。
  • 会議の議事録 → 要約 → タスク起票 → チケット化の流れを、テンプレート化して工数と抜け漏れを減らしたい。
  • 既存の ISMS / BCP / 委託先管理と矛盾しないかたちで、チームとしての AI 利用ポリシーとプロトコルを整えたい。
  • PoC やリサーチで得られた知見を、再現可能なログと基盤ドキュメントに落とし込みたい。

どの案件でも、一緒に設計する 3 つのレイヤー。

個人・チーム・研究のいずれでも、目指す状態は「分担・ルール・情報の流れが明示されていること」です。大枠として、次の 3 つのレイヤーを同時に扱います。

AI 利用ルール・判断ライン(Protocol)

「どの場面で」「どこまで AI に任せるか」「どの情報は扱わないか」を、ガイドラインやチェックリスト、短い文章として記述します。必要に応じて Prism Protocol に沿った YAML 形式にも落とし込み、更新しやすい形で残します。

ノート・会議・ログの構造(Notes / Logs)

会議・1on1・レビュー・インシデント・実験ログなどの「場」と、メモ・AI ログをつなぐテンプレートと構造を設計します。Notion / Google Docs / Microsoft 365 など既存ツールを前提に、「どこに何を書くか」を定義します。

継続しやすいリズム(Health & Rhythm)

日々のメモの取り方や、週次・月次レビューのタイミングを定義し、「これだけは必ず行う」最小限の問いとフォーマットを用意します。業務負荷・体調・家庭事情なども踏まえた「続けられるペース」を一緒に設計します。

プロジェクトの標準的な流れ(5 ステップ)。

詳細は FAQ に整理していますが、大まかな進め方を一枚で把握できるようにまとめています。

  1. 1Premises(前提整理)

    業務内容・組織構造・ステークホルダー・利用ツール・セキュリティ/コンプライアンス要件・時間的制約などを共有いただき、 「今回はどこまで扱うか」を明確にします。

  2. 2Fragment Mapping(断片の棚卸し)

    会議メモ・チャットログ・既存ドキュメント・研究ノート・インシデント記録などの「断片(Fragment)」を集め、 認知負荷・情報の断絶・判断の遅延がどこで生じているかをマッピングします。

  3. 3Protocol Draft(プロトコル案の作成)

    YAML / Prism Config、テンプレート群、フローマップなど、テキストベースの artefactとしてプロトコル案を設計します。必要に応じて、運用責任・レビュー責任の線引きも明記します。

  4. 4Trial & Edit(試行と編集)

    数週間〜の期間、実際の業務・研究の中で試用いただき、AI ログ・メモ・フィードバックをもとに構造をアップデートします。現場で使いづらい要素は、遠慮なく指摘いただきます。

  5. 5Wrap-up(背骨として残す)

    最終版の設定・テンプレート・ガイドライン・補足メモをまとめ、必要に応じて社内共有用のショートレポートやケースノートとして整えます。研究案件では、次の検証や再現実験に使える形で前提をテキスト化します。

主にご一緒するツール・技術スタック

「自社の環境でも進められるか」という観点で、よく扱う基盤・ツールを整理しています。 実際のプロジェクトでは、いまお使いの環境をできるだけ変えず、その上に構造とプロトコルを重ねる方針を基本とします。

ChatGPT / OpenAI 系
Gemini 等
Claude / Anthropic 系
Notion
Obsidian
スプレッドシート / Airtable 等
Google Workspace
Microsoft 365
Slack / Teams 等
Zoom / Meet 等
Linear / Issue 管理ツール
Jira / 開発系チケット
Figma / Miro 等
GitHub / GitLab

上記以外の社内システムや専用ツールをご利用の場合も、画面イメージやワークフローを共有いただければ、「現状の器を前提としたプロトコル設計」としてご提案します。新しいツールの導入そのものではなく、既存環境での運用を整えることを優先します。

実務・研究・ツールをつなぐ、周辺ページとリソース。

Fragment Practice は、コンサルティングだけでなく、研究・プロトタイピング・ノートツール・ZINE などのレイヤーと行き来しながら運営しています。 詳細を知りたい場合は、次のページもあわせてご覧ください。

Services(提供サービス)

個人向けスターター/継続伴走、チーム向けプロジェクト、研究・プロトタイプなど、 Fragment Practice のサービスラインを 5W1H で整理したページです。

Services ページへ

Research & Writing

実務で見えてきたパターンや問いを、ケースノート・論考・ZINE として整理するラインです。人と AI の関係性や Quiet System / Prism Protocol まわりの研究・プロトタイプに興味がある方はこちらから。

Research & Writing ページへ

Fragment(fragment.place)

「1 ページ = 1 Fragment」としてノートを扱い、Prism / Scene / Flow などのメタデータと一緒に管理するための自社ノートツールです。導入は必須ではなく、「概念だけ Fragment 的に持ち込み、実装は既存ツール上で」という形も歓迎しています。

FAQ / 契約・セキュリティ(Legal)ほか

相談しやすい課題の範囲、プロジェクトの進め方、料金の考え方、NDA や機密情報の扱いなどをまとめた FAQ と、利用規約・プライバシーポリシー・セキュリティに関する前提をまとめた Legal ページです。

まずは、「どの負担を減らしたいか」からご相談ください。

「このプロセスで AI をどう活かすべきか」「どのあたりのリスクや判断負荷が気になっているか」といった、 ラフなメモレベルからで十分です。業務・研究の現在地を一緒に整理し、無理なく試せる次の一手をご提案します。

※ 原則としてオンライン(ビデオ / 音声のみ)での実施です。機密情報やログの取り扱いについては Legal に整理しています。NDA を前提としたご相談にも対応可能です。