How it usually goes — 典型的な進め方

Spot論点と境界を揃えるSprint初期版(テンプレ/導線)を作るOngoing例外と更新を育てる

典型的にはこの順で小さく始めます(最初から全部はやりません)。状況により Spot → Ongoing のみ、 あるいは Sprint のみで始めることもあります。

What we design — 残すもの(コア)

Decision lines

「AI に任せる/人がレビューする/人が決める」を文章とチェックで固定。例外運用・停止条件まで含めて “迷わない問い” に落とします。

Notes & logs

会議→議事録→決定→タスクの導線を一本化。Decision log / 検証ログ / AIログの置き場と参照ルールも整備します。

Review rhythm

週次/月次の見直し手順を最小化し、方針とテンプレが“更新され続ける”状態に。Ongoing で例外と学びを運用に戻します。

基本スタンスは 設計・判断・レビュー中心です。 常駐・作業代行・開発の全面請負は前提にしていません(必要な範囲の軽量実装・整備は相談可)。

目的は「AI導入」ではなく、日々の現場で迷いなく回り、引き継ぎや監査にも耐える 運用の背骨を残すことです。

Engagement — 3 つの入口(Spot / Sprint / Ongoing)

まず小さく始め、必要な範囲だけ拡張します。最初から大規模な「全社導入」を前提にしません。

Spot

単発で線を引く

状況を俯瞰し、論点・判断ライン・次の一手を短時間で確定します。 「何を決めれば前に進むか」 をまず固定します。

  • 判断ライン(暫定)と論点整理(何を扱う/扱わないか)
  • 残すべきログ(Decision / 検証 / AI)の置き場提案
  • 次の2–4週間で作る“最小セット”の合意

Sprint

初期版をつくる

3–8 週間で、判断ライン・テンプレ・ログ導線・例外運用までを 「現場で回る初期版」として整備します。

  • 利用方針/判断ライン/FAQ(初期版)
  • 会議→決定→タスクの導線固定(テンプレ+運用)
  • レビュー観点・停止条件・例外手順(最小)

Ongoing

例外と更新を育てる

月次レビューで、運用のズレ/例外/リスク論点を整理し、判断ライン・テンプレ・ログ運用を更新し続けます。

  • ケースレビュー(実例から判断軸を更新)
  • FAQ・テンプレ・例外運用の更新ログ
  • 内製化の範囲決め(どこから自走するか)

最初に共有してほしいもの(箇条書きで OK)

  • 困っている場面(会議/ノート/判断/リスク)
  • 関係者(誰が決め、誰がレビューし、誰が困っているか)
  • 扱う情報の制約(機密/委託先/監査/持ち出し等)
  • 使っているツール(Notion/Slack/Docs/Jira 等)

完成した要件や稟議資料は不要です。断片から「判断ラインとログの入口」を設計します。

Fit — 相談が合いやすい状況

プロダクト/事業

  • 判断が docs / chats / meetings に分散し、再議論が多い
  • AI は使っているが、責任境界とレビュー基準が曖昧
  • オンボーディングで背景共有に時間が溶ける

情シス/セキュリティ/横断PJ

  • 規程はあるが、現場の会議/ノート運用に落ちていない
  • 機微情報・委託先・監査の線引きを“運用として”実装したい
  • 方針更新がゼロベースになりがちで、説明が重い

常駐の実行要員や運用代行を主目的とする案件は適合しにくいです(必要な範囲の軽量整備は相談可)。

Packages — 規模別のパッケージ例

下記は代表的な「型」です。実際はヒアリング後に、範囲・関係者の幅・頻度・成果物粒度を合わせて調整します。

相談規模を選択

個人・少人数向け。AI 活用で増える「判断のブレ」「記録の分断」を、判断ラインとログの“最小セット”で整えます。まずは Spot で論点と境界を揃え、必要箇所だけ Sprint でテンプレ化。運用が育つ場合は Ongoing で更新を続けます。

表示価格は税抜・固定精算の目安レンジです(関係者の幅/制約/成果物の粒度で調整)。 基本は設計・判断・レビュー中心で、常駐や作業代行(実装要員の提供)は前提としていません。

定番の進め方:Spotで「論点・境界・決める順番」を揃える → 必要箇所だけSprintでテンプレ/運用を作る → Ongoingで例外と更新を育てる(更新ログを残し、次の意思決定が速くなる状態へ)。

Boundary Mapping Spot(判断ラインを引く)

Spot(短時間)

経営者 / フリーランス / リード職 / 少人数チーム

プラン ID
S-SPOT-BOUNDARY-MAP
期間
60–90min × 1回(必要に応じてフォロー 30min)
目安の金額
¥120,000–¥220,000(税抜)
残るもの
Boundary Map(AIに任せる/人がレビュー/人が決める)/ 論点メモ(1–2p)/ 次の2–4週間の最小計画(作るもの・作らないもの)
Before

AIの下書きは増えたが、どこで人が読む/決めるかが曖昧。重要な判断が頭の中やチャットに散り、再説明と手戻りが増える。

After

判断ラインが場面ごとに定義され、会議・メモ・タスクが“意思決定の流れ”としてつながる。迷いが減り、決定が速くなる。

Notes & Logs Sprint(根拠が残るノート/ログ初期版)

Sprint(短期設計)

知的労働・研究・クリエイティブ / ソロ・少人数事業

プラン ID
S-SPRINT-LOGS-V1
期間
2–4週間
目安の金額
¥480,000–¥1,050,000(税抜)
残るもの
Decision Log テンプレ(1種)/ 作業ログ or 検証ログテンプレ(1種)/ ノート構造(命名・置き場・導線)/ 週次レビュー手順(v1)
Before

メモ・資料・チャット・AIログが散らばり、判断の背景(Why)と前提(条件)が後から辿れない。検証も再現できず同じ議論が繰り返される。

After

日々のメモ→判断→実行→振り返りが同じ構造で回り、背景と前提が“残る形”で積み上がる。引き継ぎや再開が軽くなる。

Sensitive Boundary Sprint(機密とAIの境界・例外運用)

Sprint(短期設計)

守秘・社外秘・委託先制約が強い業務 / 小規模案件

プラン ID
S-SPRINT-SENSITIVE-V1
期間
2–4週間
目安の金額
¥650,000–¥1,450,000(税抜)
残るもの
入力データ区分(渡せる/渡せない/要マスキング)/ 例外時の手順(誰が決め、何を残すか)/ 簡易FAQ(10–20項目)/ 現場チェックリスト
Before

何をAIに渡してよいか曖昧で、現場判断に寄りすぎるか、怖くて使えず停滞する。事故の不安が残り続ける。

After

扱える/扱えない/例外時の手順が明文化され、安心して“使うところだけ”AIを組み込める。判断と記録がセットで回る。

Ongoing Review(判断ライン/ログの月次更新)

Ongoing(継続)

運用を“育てる”必要がある個人 / 少人数チーム

プラン ID
S-ONGOING-BOUNDARY-REVIEW
期間
月次(60–90min × 1回)/ 3ヶ月〜
目安の金額
¥180,000–¥360,000 / 月(税抜)
残るもの
ケースレビュー(判断の振り返り)/ 更新ログ / テンプレ改善 / 次の意思決定メモ(何を決めるか)
Before

初期整備はできても、例外対応や忙しさで形骸化しやすい。改善が属人的で、学びが残らない。

After

ケースが蓄積され、判断ライン・FAQ・テンプレが更新され続ける“学習する運用”になる。迷いが減り、判断が速くなる。

Tools — ツールは増やさず、背骨を足す

新ツール導入よりも、いまの環境に判断ラインと参照導線を重ねます。Notion / Google Docs / Slack / Jira / Confluence / Linear / Sheets など、既存スタック前提で進めます。

SlackNotionGoogle Docs / DriveConfluenceLinearJiraGitHubGoogle SheetsDecision log / AI logPolicy / Guardrails

専用ツールや社内システムでも対応できます。画面イメージやワークフローを共有いただければ、 「いまある器を前提にした運用設計」として提案します。

まずは「線を引く」ことから

完成した要件は不要です。いま見えている断片(会議/ノート/判断/リスク)を箇条書きで送ってください。 最短の入口(Spot / Sprint / Ongoing)と、最小の成果物セットをご提案します。

予算や体制の制約がある場合でも、Spot で「判断ラインと骨子」だけ残し、既存体制で進められる形に整えることも可能です。